カシミヤ・ニットメーカー林田からのお知らせ

  • 2017年09月20日 「繊研新聞」
    カシミヤニットでカラーオーダー強化/今秋冬は受注倍増を狙う
2017年9月20日掲載  メンズを主力とするアパレルメーカー林田は17年秋冬、自社ブランド「レセント」のカシミヤニット製品のカラーオーダーで、前年の倍の受注を狙う。和歌山県田辺市の自社工場を活用した国産で、メンズの平均価格4万9000円と値頃感を強みにする。  ニットのカラーオーダーは、百貨店のレセントの店頭で実施している。ホワイトカシミヤを中心にした上質な原料を使った12ゲージにニットでベストやセーター、カーディガンがある。色は象牙や白藍、黒茶の3色を加えた全21色から選べる。サイズは基本的にSから2Lまで対応する。  価格はベストが3万6000円から、セーターは4万9000円から、カーディガンは5万9000円。一部店頭でレディスも提案する。5サイズ対応で中心価格は3万9000円。入門編としてリバーシブルマフラーもある。  自社工場で丹念に仕上げ、長年愛用してもらうことを前提に生産。修理などのアフターサービスにも応じている。  カラーオーダーは梅春物でも実施している。17年は計画通りの結果で手応えを得た。自社工場を持つ強みを生かし、オーダー関連でさらに踏み込んだ提案もしていく。