カシミヤ・ニットメーカー林田からのお知らせ

  • 2012年01月18日 「繊維ニュース」
    11秋冬獣毛ニット健闘

 「11秋冬の立ち上がりは暖冬傾向もあって獣毛ニットの動きは鈍かったが、そのなかにあって羽織系は順調な売上で推移した」(MD)という「レセント」の林田(大阪市東成区)は、とくに軽量化獣毛などにこだわらないが、可能な限り軽くする工夫をしていく。デザイン的にはプルオーバーを基本にアウター要素を持った軽く羽織れるスタイルを全面に出す。

 ウォームビズ用では特別仕様のベストを11秋冬で発売、オフィス用でヒット中だ。12秋冬企画では素材と作り方でより軽量化を強めるほか、獣毛はある程度膨らみが出てしまうため、インナー用途よりも、“羽織れるアウター”要素を持ったアイテムを計画。量的には11秋冬年並みで、特別増やさない。