カシミヤ・ニットメーカー林田からのお知らせ

  • 2011年02月25日 「繊研新聞」
    物作りと企画力で勝負 単品平場縮小も取り組み増える 百貨店向けニット専業 先行受注でお得感

林田(大阪)の「レセント」は百貨店向けでニット主体のカジュアルウエアだ。40代が中心の「コレクションライン」と50~60代が中心となる「クラシックライン」の2本立て。コレクションラインは阪急百貨店メンズ館、松屋銀座本店などの百貨店とセレクトショップで販売し、クラシックラインは百貨店のみで 販売する。

メーンはクラシックラインで、秋冬商戦は10月が前年並みだったが、11月~1月は2ケタ増だった。好調要因は、在庫を持てない特殊な色・デザイン、イレギュラーサイズの注文を夏場に先行して取ること。そのための価格割引きも貢献した。また、商品政策では、価格設定を見直し、買いやすい価格帯の商品を投入した効果が表れた。