百貨店向けメンズの単品専業メーカー、CHOYAと林田は、セレクトショップなど新規販路の開拓を目指して合同で展示会を開いた。展示会名は「ジェントリーリラクシング」。インコントロの赤峰幸生社長がプロデュースし、それぞれ得意な商品を披露した。
ニットの林田は「レセント」でカシミヤや海島綿など高級原料で自社工場による物作りの強みを打ち出した。無線色のカシミヤ単糸とリネンのセーターや24 ゲージのリネンカノコのブルゾン、ポリウレタン混のアイリッシュリネンの長袖ポロシャツ、リネンシルクのメランジジャージーの長袖シャツを出す。製品染 め・ストーンウォッシュのセーターやポロシャツもある。
両社はともに卸先の開拓のほか、OEM(相手先ブランドによる生産)にも対応する。「大人のベーシックを扱う売り場が少ない。ブランドよりも単品で着回す時代だからこそ、専業メーカーにチャンスがある」と赤峰社長はみる。