マツオインターナショナルは、このほど、東京本社で「マツオインターナショナル デパートメントストア」と題し、百貨店関係者向けに、平場型プレゼンテーションを開催。林田とのコラボ、サイズカテゴリー、インテリアや生活雑貨など、既存のミセス枠を超えた提案が見られた。
レーベル編集型で
同社は、昨秋、ブランドをレーベルに位置付け、新ショップに再編集。イン・ショップ型のプレゼンを開催した。今回は、百貨店 平場を模した2フロアで、レーベル(ブランド)編集型の7ショップを陳列。新たに、林田の展開する百貨店アダルトメンズカジュアル「レセント」、サイズカ テゴリー「エクスプレッション センソユニコ」、インテリアと生活雑貨「フィオリ カーサ」をラインナップに加えた。今後、既存店の改装および新規出店で 来春までに、計40の新ショップを展開する。
「レセント」は、林田とのコラボレーションの第1弾として、マツオがVMDを担当し、店頭のカラーや雑貨陳列に力を入れ、展示会でショップ提案したも の。「レセント」ショップ自体は、従来通り、林田の運営になるが、マツオの強みとするリテール力を取り入れる。
第2弾は、来月の父の日企画。マツオのレディスデザイナー2人が、父親に着てもらいたい服、合計4型をデザイン。鹿の子シャツや、カットソーと布帛の ドッキング物について、林田で生産、マツオのレディス売り場で販売する画期的な試みだ。第3弾では、今秋冬の現物企画で、林田のカシミヤアイテムを用いた レディスアイテムを導入する。