田辺工場の歴史は、1971年の工場設立から始まります。
カシミヤやウールなどの繊維を用いた、ニット製品を中心に製造するその工場は、風光明媚な南紀の和歌山県田辺市秋津町にあります。
田辺市は武蔵坊弁慶の故郷であり、世界歴史遺産、熊野古道の主要ルート、中辺路道と大辺路道の分岐点があり、古代から多くの熊野詣の参拝者が訪れました。
また南高梅で有名な紀州梅の産地でもあり、伝統の梅干産業が盛んな土地でもあります。
豊かな自然に、歴史と伝統が合わさった田辺市からLeCENTの商品は生まれます。
大自然の恵みを活かした天然繊維を用い、歴史と伝統技術を継承する林田の理念にもぴったりの環境でした。
田辺工場では、製品の編みたて、裁断、縫製、仕上げ作業を行います。主力アイテムはニットセーター、ニットシャツ、ニットジャケット
などニット製品を強みとしています。
また毎年お客様からのパターンオーダーを承って、高級カシミヤを用いたニット製品の生産も行っています。
カシミヤ、海島綿、麻、メリノウールなど、高級素材を取り扱っており、その長い歴史で培ったノウハウを活かし日々生産に取り組んでいます。
LeCENT、Hand Artsなどの自社製品、大手百貨店の別注製品、またラグジュアリーからカジュアルまで様々なブランドのOEM製品を、ここ田辺工場で生産しています。